自分のため、家族のために。友達の死を無駄にしないために。人間ドックへ。
人間ドックなう!です。
後悔しないために
子供を残して亡くなってしまった有名人、たくさんいらっしゃいますね。
とくに小林麻央さんは、ご本人も子供の年齢も近いので、とても衝撃的でした。
友達の死
実は5年ほど前にとても仲が良かった友達(当時20代後半)を卵巣癌で亡くしました。
私は、その子(Mちゃん)の旦那さんとも同級生なので、仲が良く、3人で旅行したり、東京に行くたびに夫婦に遊んでもらったり、家に泊めてもらったりしていました。
Mちゃんは、結婚式が五月に決まっていました(すでに入籍済み)。
ディズニー好きのMちゃん夫婦なので、式場はミラコスタ。盛大な式が予定されていました。
私は、友人代表の挨拶を頼まれて、とても楽しみにしていました。
ところが、式の2週間前に
「新婦の体調が悪いため、結婚式は新婦側の友人中心に変更します」との案内が。
詳しいことは教えてもらえませんでしたが、まさか生死に関わることとは思わず、気楽に出席。
ところが、新婦であるMちゃんは車椅子、点滴をつけたままの入場。
心配でしたが、ミッキーなどの祝福に笑顔を見せるMちゃんの姿に「ちょっと体調崩しただけ」と思い、友人代表のスピーチでも「また元気になったら一緒に遊びに行こうね」と声をかけました。
そして、退場時も「またね」と声をかけました。
結婚式から2週間後
仕事をしているときに、共通の友達からメールが。
Mちゃんの葬儀の案内でした。
なにかの冗談としか思えなくて、思わずメールをくれた友達に電話しましたが、「俺も冗談と思いたい」との返答でした。
仕事どころではなくなり、職場を抜け出して公園で大泣きしました。
卵巣がんだった
後で知ったのですが、卵巣がんだったみたいです。
経緯は不明ですが、結婚式の2週間前に病院に行ったところ、末期の卵巣がんと診断されて、結局、抗がん剤治療もできずに亡くなったようです。
結婚式のときに、Mちゃん本人に宣告があったのかは聞いていませんが、旦那さんには宣告されていたみたいです。
だから、Mちゃんの友達中心の結婚式で、車椅子で、お父さんが大泣きしていたのだとわかりました。
仕事が忙しくて気づかなかった
Mちゃんは、ちょうど官公庁に出向中で、海外出張も多く、しんどいけど疲れは仕事のせいだと思っていたようです。
お腹周りが膨らんできていたらしいのですが(卵巣がんではお水が溜まるらしい)太っただけだと思っていたみたいです。
サイレントキラー
卵巣がんって、ほとんど自覚症状ないんですってね。原因もよくわからず、気づく頃には末期になってることが多いみたいです。
産婦人科医の友人によると、「若い人がかかるのは、交通事故にあうようなもの」とのことです(つまり運の問題)
人間ドックへ
そんな経験から、婦人科系の検診はきちんと受けていましたし、年に一度の定期検診は受けていましたが、やはりそれだけでは不安なので、意を決して人間ドックを予約しました。
全額自己負担なので、出費は痛いのですが、自分のため、家族のために後悔しないようにと思い切りました。
卵巣がん検診
妊娠経験ある女性なら、イメージつくと思います。私は2年半前に出産しておりその際は卵巣も診られていると思うのですが、一年で変わることもあるらしいので、診てもらいました。
一応、腫瘍マーカーもお願いしましたが、エコーで異常が見つかったから腫瘍マーカーでも良かったようです。
乳がん検診
実はマンモ初めてなのですが、痛いですね、びっくりしました。
胃カメラ
バリウムも含めてやったことなかったので、鼻からカメラを入れてもらいました。
一番マシと聞いてましたが、おもわず涙出ました(笑)
結果
とりあえず現時点では異常なし!でした。
人間ドックって、お金も時間もかかる上に、苦しいだけなので、できれば避けたいのですが、自分のため、家族のためにも2年に1回は受けないとなぁ、と思いました。
とりあえず今晩は美味しいもの食べるぞ!!